ボクが劇団四季をクビになったワケ 司法試験受験生だったボクが劇団四季の俳優に。そしてある日突然のクビ宣告。長いようで短かった四季生活をありのまま書いています。
石ころ
2006-01-29 Sun 01:07
ボクが「ミュージカルをやりたい」「劇団四季に入りたい」と思ったのは21歳の時。当時のボクは、大学の授業にも出ずただひたすら法律の勉強をするといった、いたって真面目で、いたってまっとうな司法試験受験生だった。ミュージカルなんて観たことがなく、いや別に嫌いだったわけではなくて、ただなんとなく観る機会がなかっただけなのだが、とにかく舞台とかそういう芸能関係には全く縁がなかった。

それがある時、女の子をデートに誘うのにミュージカルなんてかっこいいんじゃないかな?なんて思いついてしまったボクは、早速下心全開でチケットを買いに行き、首尾よくデートの約束もとりつけて、その数週間後、初めてミュージカルなるものを観に行った。おそろしいかな、まさかこれからの人生を180度変えてしまうシロモノに出会うなんて露も知らずに、である。舞台の展開なんかより、デートの展開ばかりを気にしながら、である。まあ人生の転機なんてものは、えてしてこんな風に訳も無く突然訪れるものなのかもしれない。歩きなれた道で石ころにつまづいてしまうように。

そのとき観たのは『美女と野獣』。ボクの人生を狂わせたこの作品は、四季に入ってからもしつこくボクの運命を翻弄するのだが、その話はまた後で。

to be continued・・・
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